本格的なフレンチボッサを手がけるユニット、la bossa。カバー曲とオリジナル曲を盛り込んだ心地よい一枚。
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結成2001年12月。ジャンヌ・モローや70年以降のフランス・ギャルからの影響を感じる知る人ぞ知るフレンチ・ヴォイスの持ち主tanilisaと、ピエール・バルー&ジョアン・ジルベルトから深く影響を受けたサウダージを感じる曖昧なサウンドが持ち味のギタリストhirochikanoによる男女二人によるフレンチボッサ・ユニット。
ジョアン・ジルベルトとピエール・バルーをこよなく愛する男と素顔のフレンチ・ヴォイスの出会い。ここには空気の震えがある。生々しい息づかいが聴こえる。静かな情熱と、静かな怒りと、静かな哀しみが込められている。“je chante la samba”に涙する僕は、“la mer enseptembre”を聴いてサウダーヂに誘われる。一期一会の音楽の瞬間がここにある。
橋本徹(SUBURBIA)
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